ボンベのフタで修行

item3item4

演奏できない石笛

ペンシルキャップタイプ

●曲を演奏するのに不向きな石笛

①口径が小さくて深い孔の石笛は音程をコントロールできません。

ネットでは「誰でも音が出る」という石笛を販売しています。ペンシルキャップを吹く要領で、吹口を真上に向け、唇を添えて息を吹き込めば簡単に音が出ます。サンポーニャ

こんな石笛でも、守山が一升瓶と同じ吹き方(正しい吹き方というと角が立つ)で吹くとドレミファ程度の音程はコントロールできます。

石笛で1オクターブ以上の音程をコントロールしたい方は、ボンベのフタの口径・深さのバランスを参考に、音域の広い石笛を用意してください。

「口径が大きいと吹きにくい」と言う人は、サンポーニャの吹き方で石笛を吹いていると思われます。その吹き方では音程をコントロールできませんし、縄文(風)奏法を楽し

 

②甲高い石笛は演奏しても気持ちよくなりません。女性歌手のソプラノより1オクターブ高い音域で「赤とんぼ」を歌っているのを想像してみてください。虫が鳴くような声に

やっぱり演奏して気持ちがいいのは口笛程度の音域になります。ボンベのフタは口笛より少し低い音域です。音色は安っぽいですが、吹いていて耳障りの良い音域です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

a1

正確な音程がわかるチューナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

a2

石笛で音階を出した時の音量の変化

●石笛の三大欠点

最初に「欠点」の話をするのもナンですが、石笛は演奏用に作られた楽器ではありません。曲を演奏するには3つの欠点があります。真剣に演奏すればするほど、この欠点が顔

①音程の不安定さ

石笛の音程は草笛のように無段階です。慣れれば口笛程度の演奏ができます。

ギターを演奏する人はたくさんいます。ギターの演奏家もたくさんいます。ギターは曲を演奏するために作られた「楽器」だからです。

でも口笛を吹く人は多いですが、プロの演奏家は少ないですね。草笛演奏家ともなると日本に何人いるでしょうか。口笛も草笛も音程が無段階なので、正確な音程で演奏するの

石笛も口笛のように気楽に楽しむのは「修行」をつめば可能です。ただ演奏して喝采を浴びるのは極めて困難だと断言できます。

絶対音感のある人なら、相当な演奏が可能だと思います。

 

絶対音感のない人の「強い味方」がチューナー(クロマチックチューナー)です。最近はスマホのアプリで簡単に手にはいるそうです。守山が愛用しているのはSNARKとい

安いものなので、本格的に石笛を学びたい方は購入しておいてください。

チューナーの表示はAからGのアルファベット表記で、半音は#がつきます。Aがピアノの「ラ」で、Gが「ソ」になります。

 

石笛を「ドレミファソラシドレミ…」と吹いて、それぞれの音程をメモしておきましょう。

ドがGなら「ドレミファソラシド」は「G・A・B・C・D・E・F#・G」になります。「海」はラからはじまるのでEから演奏を開始します。

低い音が出ないときは、全体の音域を高くします。高い音が出ないときは、音域を低くします。

チューナーを見て音程を合わせながら演奏しましょう。人前で演奏を披露するときでも楽譜スタンドにチューナーをつけておけば安心ですね。

 

②音域の狭さ

「1オクターブ半」といっても、才能のある人が半年くらい頑張れば「出せるかな?」という話。

才能のない人だったら「ドレミ」を出すのも難しく、一生かかっても曲は演奏できません。

まぁ曲なんか演奏しなくても石笛は楽しめます。「縄文(風)奏法」なら「ドレミ」で充分です。

 

③音量の不安定さ

写真はカセットコンロのボンベのフタで「1オクターブ半」の音階を出した時の音量の変化です。低音域は消え入るように小さく、高音域は耳障りなくらい大きな音量です。で

→ 試聴

h

フタを立てると音が出ない

●ボンベのフタの吹き方

下の写真のように吹口を真上に向けるとシューシューいうだけです。

ボンベのフタは浅いので「ビール瓶の吹き方」では音が出ません。

g

一升瓶と同じ吹き方で

一升瓶をマスターした人なら簡単。

一升瓶で倍音を演奏する吹き方と同じです。口径も同じくらいです。静かに吹いてください。

音が出たら、静かに長く音を維持して秒数を測ってください。ボンベのフタは吹きやすいので楽に維持できるはずです。守山で45秒続きました。みなさんは半分の20秒を目

→ 試聴

 

絶対に酸欠にはならないでくださいね。

20秒以上維持できた方は「石笛倶楽部」会員に登録できます。ヒビがあって販売できない石笛を入会記念にプレゼントさせていただきます。送料のみご負担ください。会費は

お気軽にメールを。

 

●メリカリで音程をコントロール

長く音を維持できるようになったらメリ・カリを加えてみましょう。一升瓶を揺らしたように、ボンベのフタの角度を変えてみてください。音程が変わるのがわかりましたか?

→ 試聴(メリ)

→ 試聴(カリ)

 

低い音を出す時は息を限界まで弱く正確に。

高い音を出す時は一升瓶の倍音を出す時のように息を細く鋭く正確に出してください。

石笛を吹くときは、常に息を細くして、エッジ(吹口)の一点に「正確に」当て続けます。メリやカリのときは息がぶれやすいので、特に「正確さ」を意識してください。

どこまで低音域が出せるかで演奏できる音域が変わります。下唇を押し込んで音を維持する練習をくり返してください。

 

●音程を階段状に区切る

メリ・カリに慣れたら、ボンベのフタをスムーズに動かすのではなく、「カクカク」と途中で止めてみてください。「ドミソ」のように音階っぽくなります。

チューナーを参考にすると正確な音程になりますよ。

低音域から「ドレミファソラシ…」と吹いてみましょう。メリ・カリの未熟な人は音域が少なくなります。1オクターブちょっと出せれば、かなりのもんです。

 

●ボンベのフタで演奏する

チューナーで音程をチェックしながら曲を演奏してみましょう。ボンベのフタは非常に扱いやすいので、さまざまな曲を演奏できます。高音域が出ない曲は、音域を低くして演

・守山が演奏できる曲(音域の広い曲は低音域や高音域が怪しい音階になります)

赤とんぼ アメージング・グレイス アルプス一万尺 一年生になったら いぬのおまわりさん

→ 試聴(ほたるの光)(工事中)

 

ボンベのフタは理想的な形状をしているので最高に吹きやすいです。天然の石笛でここまで吹きやすいものは稀少です。「石笛で曲を演奏したい」という人は、最低でもボンベ

ボンベのフタで演奏できない曲が石笛で演奏できるということは絶対にありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system