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海南市のわんぱく公園笛教室

次回は1122日(水)

14時〜16時

16時から守山のミニライブ(無料)

お問い合わせはわんぱく公園まで

073−484−5810

 

●11月の予定

14日 京阪守口笛教室

22日 わんぱく公園笛教室

24日 京都笛教室

 

 

11月は和歌山市内で笛用の竹切り

何日か晴天続きで竹が乾燥した日に

今年は2年目の竹を中心に切りたいので

月末か、12月の上旬に

谺堂の守山 鷲声です。価格を抑えるために年間200本を目標に笛を作っています。美しい音色にこだわって時間をかけて作るので一ヶ月に20本作ると休みなし。今年は仕事場にエアコンを導入。これで真冬でも笛を作ることができます。毎月18本×12ヶ月で少し余裕?

去年128本の笛を作ってドレミ音階の横笛の通算が1100本ジャスト!! 今年は在庫の笛の改良と整理に追われて8月10日ようやく笛を作りはじめました。現在39本。

 

●「吹く枝」プロジェクト

「横笛のルーツはクマバチの巣穴」だと考えている守山。奈良県天理市の古墳から最古の横笛、笛状木製品が出土しています。これがクマバチの巣穴ソックリ。年明けに比較させていただいて「巣穴」だとわかれば民俗史的、楽器の歴史上の大発見になります(楽しみです)。

笛吹神社で「吹く枝」を発見。保存処理をして11月09日に奉納させていただきました。。近所の伐採予定の桜並木でも「吹く枝」を確保。居残っていたクマバチを無事に追い出し、「標本」を和歌山県立自然博物館、お世話になっている法然院森のセンターに寄贈しました。まず各地の昆虫の専門家に見ていただいて「吹く枝」を知ってもらいたいです。笛状木製品が「巣穴」ということになれば、国立民族学博物館にも寄贈予定。

 

●「越天楽」練習中

ライフワークとして「越天楽」の独奏に取り組んでいます。「越天楽」は神社で演奏されることが多い曲ですが、守山は仏教的な死生観が表現されていると感じます。

「常なる自然」を賛美し「常ならざる人の命」をいとおしむ。守山は「自然はいいね」で何曲も演奏する器用さは持ち合わせていないので、心をこめて「越天楽」を演奏していきたいです。

今度「越天楽(今様)」の歌詞を作った慈円上人のお墓の前で演奏したいです。

 

●今年の笛作り

今年はトラブルのあった笛の栓削りで8月まで笛作りができませんでした(涙)。笛を塗装するベランダでクマバチも飼っていて、塗装も遠慮がち。ようやくクマバチがいなくなったので、頑張って笛を作りたいです。

現在、琉球民謡のための笛「琉」ばかり作っています。調律にクセがあって誤差がでやすく苦労しています。一番困っているのが「鳴り響いてはいけない」こと。いろいろと試行錯誤しているんですが、「鳴り響く笛」になってしまいます。苦労が報われないデス。

肉厚で硬い竹は不向き。今年の竹切りは肉薄の竹を探します。

 

エアコンがなくて笛が作れない冬(去年まで)は、いろいろな活動をしてきました。本やCDを作ったり、一時テレビに出て有名になった「山彦」もその一つ。

●守山鷲声プロフィール

・1958年 秋田市生まれ

・1981年 身近な自然の魅力を伝えようと植物の接写写真撮影に熱中する

・1993年 講談社 Mr.マガジン ハッピー増刊号でプロ漫画家デビュー

     (読みきり作品「アウトロー(野球漫画)」)

・1995年 漫画家を諦め独学で笛を作りはじめる

・1999年 地域おこしに山彦を調査 「ヤッホーおじさん」としてテレビ番組出演

・2002年 雲山峰と周辺ハイキングマップの測量と地図作り(休眠中)

・2004年 ビオトープ孟子周辺地図制作・提供

・2005年 南海貴志川線存続を支援しようと沿線のマップCD−ROM制作・無料配布

・2006年 「和歌山県北部のチョウ図鑑」制作

・2008年 「北野上・山東地誌」に和歌山市山東地域の自然と歴史の記事(108ページ)発表

・2009年 石笛奏者 守山鷲声として活動開始

      地球環境を考える紙芝居を製作

・2010年 NHK文化センター京都教室で「竹のフルートを奏でよう」講座

・2011年 NHK文化センター京阪守口教室も開始

・2013年 CD「石笛」制作

・2014年 「まんがでわかる横笛入門」自費出版

・2014年 「思わず笛を吹きたくなるCD」企画制作

・2015年 海南市わんぱく公園で笛教室を開始

・2016年 「1分でわかる生命の循環(新しい食物連鎖の話)」「1分でわかる生物多様性」パフォーマンスを発表

・2017年 各地(まず近所)の神社でイタドリの龍笛「龍パチ」で「越天楽残楽三返」独奏を奉納演奏しはじめました

     「ふえ」の語源の「吹く枝(クマバチ等の巣穴)」を探して神社や研究者に提供する活動をスタート

      ぬなかわヒスイ工房さんと共同で「石笛仙人の演奏動画」をYouTubeで配信

 

これまで横笛を1100本ケーナを40本、尺八(黒竹など)を25本制作しています(2017年1月1日現在)

    

著者近影

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●11月11日(土)12日(日) 京都で「チェリー マーケット」出店

11日哲学の道沿いの喫茶店、カフェチェリーさんが主催する「チェリー マーケット」に出店してきました。「出店」といっても体験用の笛を並べて、興味のある人に体験してもらうのが守山の趣旨。笛教室の案内を手に取ってもらって受講生さんが1人でも増えてくれたら、売れなくてもOKです(そりゃ売れた方がイイケド)。

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12日に通りかかった老夫婦が散歩?させていたペットたち

 

頭と心のやわらかい大人のための横笛体験(無料)」ということで、何人も体験していただいたのですが、守山の「見本」を無視して吹こうとする人は音が出ないし、反対にまったく経験がなくてもアドバイスの通りに手順を踏む人はその場でドレミファソラシ」が出せるようになりました。

こんなコト言うのもナンですが「今の人、最後まで持ち方変えようとしなかったでしょ」と隣に出店していた人に。笛が吹けないのには理由があります。「頭と心がやわらかくないと」ダメ。

 

この日は朝まで冷たい雨。雨はあがったものの木枯らしが吹き荒れて寒い寒い。夕方片付けはじめたところに、真っ黒に日焼けした青年が。少し太めの横笛を手にしたと思うと、慣れた手つきで笛を構え、耳慣れない曲を演奏してくれました。片言の日本語で「まだ慣れてない」と、最初こそ出にくい音があったのですが、すぐにテンポの速い琉球民謡に似た曲を演奏。なんとベトナムから旅行で京都に来た青年でした。

細い笛の方が慣れている様子だったので細い笛を渡すと、今度は最初からガンガン吹きまくり。続けて2曲、ベトナムの曲を披露してくれました。「これいくら?」というので、「7000円」というと高くて買えない様子。思い切って4000円で買っていただきました。

去年のイギリスに続いてベトナムへ。またまた谺堂の笛が海外へ旅立っていきました。

(ベトナムは竹文化の国だし、笛が割れることもないでしょう)

 

 

 

12日曇りのち晴れ。気温は低かったものの風もなくすごしやすかったです。

この日は朝から法然院森のセンターへ。クマバチの巣穴標本と「吹く枝レポート」を寄贈。

チェリーさんには笛教室の受講生さんが来られました。三線を習っているのですが、笛にも興味を持たれて先月から受講。ところが手が小さくて指先も細く、教材のA#管だと指穴がギリギリ。その時は短いB管C管を持っていなかったので、試していただきました。でも、指穴の小さいB管C管となると細くなってしまって、ちょっと吹きにくそうです。そこで篠笛の持ち方をアドバイスしてA#管で練習していただくことにしました。

 

8月に桜井市の東光寺で知り合った三保政充さんも見えられて笛談義。石笛に興味を持たれていてぬなかわヒスイ工房の石笛も買われた方です。「なかなかいい音が出ない」というので拝見すると、息は無理なく静かに吹いているのですが、吹口を開きすぎています(カリの状態)。

その状態だと目一杯鋭く吹かないと音が出ないのですが、静かに吹いているので不安定な音しか出ないわけです。愛用の石笛も「吹きにくい白崎海岸の石笛」と「口径の小さいヒスイの石笛」で、ビギナーには少し扱いにくいところがあります。そこで吹きやすい「イス脚キャップ」をプレゼント。「石笛倶楽部の旅」(11月14日現在 参加希望者2名)にお誘いしました。

 

フルート経験のある外人さんも来たり、吹奏楽部でクラリネットを吹いていた女性や、石笛に詳しい青年も現れたり(三保さんの知人?)、楽しく笛話ができました。

 

 

カフェチェリーさん。お世話になりました。

 

紅葉シーズンの京都は人も車もいっぱい

今回も大津市内のホテルに1泊

金曜日は雨の予報

までに雨があがってよかったです

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出店はこんな感じ

水彩スケッチの竹居和彦さんは日程が違って残念

 

老夫婦の散歩につきあうペットたち」が正解

犬がかなりの老犬で散歩できない感じ

でもめちゃめちゃ可愛かったです

 

隣は古布でコインケースを作っている方

店内では陶芸家やアクセサリーの作家さん

無農薬野菜やおでんの販売も

 

3人の陶芸家さん

まだ若くて感性もみずみずしい?

守山なんか、あと3ヶ月で60歳だもんなぁ…

 

ベトナムの青年は片言の日本語

守山は片言の英語?で対応なんか変だ

 

笛を吹いて「嬉しい」という人には

儲けを度外視しても吹いてもらいたいです

練習しないで理屈や文句ばかり口にする人に

売りたくないです(笛がかわいそう)

上手な人がキビシイ事を言うのは感謝感謝

 

11日夜は長女と酒池肉林

 

 

巣穴は2つ

音の出る巣穴と、穴があいて音の出ない巣穴

音の出ない方を切って内部を観察できるように

切りとった木片をフタにして

あけると内部が観察できる仕組みにしました

中にクマバチの写真を切り抜いて入れると楽しい

日曜朝から大工仕事のち出店

 

 

楽しかったケド、痛めた膝の具合が悪くて

階段を降りるのもしんどい

今日(13日)は夕方、通院と

インフルエンザの予防接種

も採られるし、笛作りは休んで荷物の片付け

本当に珍しく朝から「日記」の更新

 

寄る年波には勝てないっす(涙)

●11月09日(木) 「吹く枝」持って西東

11月08日(水)和歌山県立自然博物館に「吹く枝」標本を寄贈しました。

学芸員の松野さんに「笛状木製品との比較レポートを紹介。とても興味を持っていただけて、実測図を見ながら巣穴の口径を計測…

「ビンゴ!!」「これは巣穴です」と太鼓判を押していただけました。

 

11月09日(木)奈良県橿原市の橿原市昆虫館に「吹く枝」標本を持って遊びに行きました。

館長の木村史明さんが蜂の専門家。笛状木製品が出土した天理市に近いこともあって、あらかじめ電話してレポートを郵送していました。お会いするのは初めてなんですが、なんと大阪府大出身。年齢も守山の方が1歳年上とあって、府大の食堂ですれ違っていたかも。

笛吹神社の「吹く枝」で♂の巣穴と♀の巣穴で音程が違っていたり、さまざまな「吹く枝」の音色にビックリ!! とても喜んでいただけました。

笛状木製品これが巣穴じゃないという判断はない!!と断言。巣穴を差し上げようとしたら、「自分で探します」とのこと。巣穴はいくつか見ているそうです。

 

昆虫館の帰路、笛吹神社へ。5月27日に境内で発見したコナラの「吹く枝」を奉納。クマバチが居座って守山が持ち帰って飼育・観察。4匹が巣立って、花粉団子が4つ出てきました。9月に保存処理を終えたものの、シンナー臭が取れなくて本当に大変だったけど、なんとか届けることができました。

 

これで笛吹神社はもちろんのこと、昆虫の専門家にも「吹く枝」を提供することができました。_4月に巣穴を探しはじめてから半年ちょっと。いろんな人に興味を持っていただけて、喜んでいただけました。

 

 

本当に偶然幸運に恵まれて進んできた「吹く枝」プロジェクト

さまざまなブログを通じて人との出会いもありました。

 

あとは年明けに笛状木製品との比較を待つばかり。

 

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昆虫館の目の前で見つけた巣穴

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発見当時の「吹く枝」と持田宮司

笛吹神社も9月の台風で大変だったとか

いろんな方に「吹く枝」を見てもらいたいです

さりげなく古墳で石笛を「奉納」演奏

気持ちよかったです

●11月03日(金) 養蜂家卒業

9月9日に近所の神社と団地で確保した「吹く枝」。5本の枝に少なくとも6匹のクマバチ。その後、次々と羽化してサナギの抜け殻が12個。水で薄めた蜂蜜を与えながら観察。さすがに寒くなる前に巣穴から出て行ってほしいので、天気のよくなった11月になって巣立ち作戦決行。

 

11月01日(水)①:煙作戦

蜂は煙が苦手。スズメバチを駆除する時も煙でいぶして蜂を仮死状態にする。蜂蜜を採る時も煙でミツバチを追い出していたはず。近所の田んぼで籾殻をバケツに取ってきていぶしてみた。

クマバチ巣穴から出てこない。失敗

 

11月02日(木)②:籾殻作戦

それではと、巣穴に籾殻を入れてみた。クマバチはきれい好き。巣穴のゴミは器用に腹部を使って巣穴の外に掃き出します。巣穴を上に向けると掃き出せなくなります。その状態で籾殻を入れていくと「抗議」の羽音。しばらくすると巣穴から顔を出して飛び立ちます。

やった!!

今日一日で9匹!!

 

11月03日(金)②:籾殻作戦続行

残るクマバチは枝2本に1匹ずつ。朝から笛作りを休んでクマバチの位置を確認して籾殻攻め。朝すぐに1匹。正午すぎに最後の1匹が飛び出した。

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最後に巣立ったクマバチ(眼が大きいので♂)

3日間で13匹。トータル17匹の巣立ちを確認。1匹だけ羽化が不完全で弱って死んでしまった(残念)。ほぼすべてのクマバチが巣穴から無事巣立っていった(追い出した)。

最初、巣穴6+羽化12(推定)。巣立ったのが17で死んだのが1(数は合ってるね)

養蜂家としてはまぁまぁ?

 

明日からクマバチのいない生活。次の「吹く枝」探しは春かなぁ?

 

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煙作戦は失敗

そもそも籾殻が燃えてくれなかった…

部屋をエアコンで25℃にしたら

それだけで2匹飛んだ

(雨続きで気温が低かったのが悪いようだ)

 

つぎつぎ飛び立つので笛作りが中断、中断

干物ネット入れて庭で放すのだが

巣穴を探して何度も何度も帰ってくる(涙)

 

最後の2匹はしぶとかった?

2本の枝に1匹ずつなんだけど

気がつくと1本の枝はカラッポ

もう1本の枝から1匹が巣だって、

同じ穴に、もう1匹いた!? (移動したみたい)

 

枝も籾殻を入れた穴が昼飯の間にカラッポ

探しまわると同じ枝の別な巣穴に移動していた

忍者のようなヤツ

 

 

この50日間

何匹かには蜂蜜を給餌できたけど

羽化してから餌を取っていないクマバチも

多かったはず

それでも飛んでいくんだからホントにタフです
 

 

なんとか新しい巣穴を作って

無事に越冬してもらいたいです

 

 

 

次は最初から籾殻を入れて追い出します

(それがクマバチに負荷がかからないです)

●10月28日(土) やんちゃフェスタで「宝石すくい」ほか

27日(金)NHK文化センター京都教室で笛講座。一泊してやんちゃフェスタで「宝石すくい」。「宝石すくい」で大変な量の荷物+笛教室+宿泊で車(スズキスペーシア)はすし詰め。

 

笛教室に三線を習っておられる女性が新規受講。手の小さい方で音は出たけど指穴の間隔が心配。場合によっては短い笛と交換も。

 

民族楽器コイズミさんでケーナ奏者の渡辺勝喜さんに「ひょん」をプレゼント。特上の4つの中から大きくて穴が2つある「ひょん」を選択。

さすが!!

ひょん渡辺さんが吹くと素晴らしい旋律を奏でる楽器。「日本の音階になってる!?」って?

いやいや、なってないっす。渡辺さんが出してるだけっす。

楽器可能性を最大限に引き出すミュージシャンは大好きです。石笛も上手だしなぁ…

守山は自分より上手な人には楽器を差し上げることが多いです。ひょん」も喜んでる?

 

 

28日(土)は朝から雨。台風は沖縄周辺にいるのに秋雨前線のバカヤロー!!

雨の宝石すくい」。

午前3回、午後3回というスケジュール、整理券配布も決まっているので、テントの中に桶を並べて1回40人で実施。ところが大きなリュックサックを背負った子どもが多くて、歩けないほどのすし詰め状態。

やり方(けっこう難しい)を理解していない子どもにアドバイスも困難な状態で、時間までに終わらない子どもが続出。

のせいとは言え、もっとスムースに流れる方法がなかったか、反省しきり。

 

 

 

 

 

 

 

29日(日)台風22号が接近。我が家は雨漏り(想定の範囲内)。昼前〜15時まで2階のベランダに溜まった水をすくって流したり、1階の天井裏からカビ臭い水をくみ出したり…

 

 

午後、JR阪和線が線路のノリ面が崩れて不通。南海本線も近くで不通(1週間前から)。夜になって阪和道上り線も事故で不通。

 

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渡辺さんが選んだひょん

「葉っぱ」だとわかる標本から

音の変化が面白かったので

穴のないひょんを切りとりました

 

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晴れていれば、こんな感じ

週間天気予報では「晴れ」だったのに

まさか遠い台風の影響で冷たい雨が降るとは…

 

小さなテントの中に40人は大変だった

子どもたちに責任はないし…ね

スタッフが16人ほど

雨は初めてだったので、神経つかってヘトヘト

 

 

今日はさすがに笛を作れず…

「陸の孤島」和歌山

●10月22日(日) アウビング訪問

21日(土)は毎年1回、滋賀県高島市在住84_歳になる両親を囲む会食。幹事は兄弟で持ち回り。今年は次男が「庭でバーベキュー」というので集まったけど、台風接近でホットプレート

守山は大津市内のペンションで1泊。

22日(日)は朝から東近江市のパン工房アウビングさんを訪問。おいしいピザをいただいて、オーナーの加納正博さんと自然の話で盛り上がりました。

天理市出土の笛状木製品を調べていて「まちがいなくクマバチの巣穴だ」と思ったのですが、最後の疑問が「松なんかに穴あけるか?」ということ。ネットで検索して加納さんの「松の陰から」というブログにヒット。「焚き木にするために山から切り出した松の枝にクマバチの巣があって、危うく燃やしてしまうところだった」という内容でした。

ブログをチラチラ拝見すると、代々受け継がれてきた松山を再生しようと枯れた松を切り、ピザ釜やパンを焼くことで利用しておられるそうです。環境問題への関心の高さと、自然への想いが伝わってくるブログで、ぜひ一度お会いしたいと思ったのです。

「こりゃぁ、ひょっとするとひょっとするゾ」という直感。

東北遠征の行き帰りで寄ろうと思ったのですが、あいにく月曜日はおやすみ。実家の会食にかこつけて台風接近の雨の中、車を走らせました。

 

加納さんには事前に「吹く枝レポート」を郵送。メールのお返事もいただいています。雨でお客さんの少ない中、ハゼとコナラの吹く枝持参で開店直後のアウビングへ。

吹く枝」を吹いて、松山の近況をうかがいました。松枯れについて土壌を検査するなど興味深い研究をされていました。

 

守山は「探る人」。簡単に幽体離脱?して、興味のある「物」の奥底に入り内部から「ひらめき」を引きずり出す思考タイプです。

笛を作る時は「竹」の中に

吹口を成形する時は、小さくなって吹口の「壁」を見上げます

石笛を吹く時は石笛の中に(うまく入れないと打ちのめされます)

最近ではクマバチ、「越天楽」のメロディや、龍笛に

もぐりこみました

 

守山は鳥の種類には「お手上げ」ですが、「なぜカラスが熱中症で死なないか」には興味が尽きません。「カラスの神様が何か教えてくれようとしている」気がします。

近年「蓮の葉が水をはじく仕組み」を解明して撥水繊維が開発されました。従来の撥水スプレーは毒性が強くて死亡者も出ています。布そのものが撥水機能を持っていれば毒性の強い薬剤を使わなくてすみますし、機能の維持にコストもかかりません。カラスの羽から断熱素材が産まれれば、熱中症を予防したり、さまざまな熱効率を向上させる技術が生まれるかもしれません。

 

数年前に昼寝をしていて夢をみました。高い岩山の上に建つ寺で伊藤若冲似の坊さんに「いまこうしている間にも稲は葉を延ばし、鶏は餌をついばみ、豚は子どもを産んでいる」「自然はどんな時も休まずに、お前の食べる物を作ってくれている(もちろん万物の食べ物も)」と教えてくれました。最後に「自然は強い」と言って、そこで目が覚めたのですが…

この「自然は強い」という言葉は、「傷つけてもかまわない」とか「自然を守るのは不要」とか、「人類が滅亡すれば数千年後には…」という上辺だけの話じゃなくて、一生考え続けないと理解できない深い言葉なのだと思っています(人類滅亡前提で環境を語るなよ)。

まぁ人間が食べ物を消化するのも、細胞が分裂するのも老化も「自然現象」な訳だし、そういう意味では「人間は生きている限り自然の一部」。

守山は「母なる自然に感謝」して「自然から学ぶ」生き方をしたいと考えています。

(でも汗もかかないし、あまり勉強もしない)

 

加納さんのパン(という自然)に対する考え方は、守山の笛に対する考え方とよく似ています。里山を復活させるために山仕事の経験も豊富ですし、よく勉強されています。

守山が「探る人」なら、加納さんは「認める人」?

一つ一つのパン生地を…畑の野菜を…枯れてゆく松の木を…小さな自然を… まず「認めて」、じっと「見つめる」感じでしょうか。「寄り添う」感じじゃなかったです。

簡単に幽体離脱する守山と違うところが面白かったです。

 

もっと話がしたかったな〜。また行きます。

 

ピザしっかりした生地に、負けずに引き立つチーズベーコン?、自家製無農薬の野菜の旨味で食べ応えがありました。夕食に3カット購入。レーズンパンマロンパンも朝食用に。

 

おいしくいただきました。

 

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アウビングの加納さん夫婦

気持ちのいい空間に気持ちのいい出会いでした

クマバチの友「クマ友」

親の代から自動車工場をやっていてドイツに留学

環境のことも学んだそうです

それが切り出した松の利用を模索していて

ピザ釜を作ったりパンを焼くように…

 

枯れた松を切り出して一時的に松茸が増えたけど

最近残った松がどんどん枯れていて

中国のPM2.5mの影響が深刻だそうです

もう「全滅か」と思っていたけど

新しい松の芽がたくさん出てきているとか

思っているより「自然は強い」と

 

 

 

実際に山仕事と畑仕事をされているので

言葉に芯がありました

守山はイメージと口八丁

誰も考えないようなコトばかり考えてます

 

二人とも

「万物は人のために神が与えたもうたもの」

という考え方は「合わない」です

 

里山って「自然」が主役

人間が手間ひまかけて自然を「手助け」したり

「応援」したり…

結果的に余分に収穫できた分を

ありがたく「いただく」イメージ(感謝が大事)

そうやっていると食物連鎖に参加できるんだけど

欧米の「食物連鎖」には人間がいないです

 

 

夕方4時前に帰宅すると居間で雨漏り

深夜1時まで天井裏から水をくみ出し

買い物にも行けない大雨

ピザ買って正解(読みバッチリ)

 

かんべんしてくれヨ〜

東北遠征で痛めた膝、まだ痛いんだヨ〜

●10月17日(火) 龍パチ完成

山形の伊藤さんのおかげで龍笛のプラ管では「越天楽」を演奏できないことがわかり、芝祐靖さんのCDを買うこともできました。でも、大晦日には藤白神社で「越天楽」を演奏したいです。

そこで芝祐靖さんの「越天楽」からすべての音程のピッチを計測。同じ音程が出る龍笛を作ることにしました。竹で作ってもいいけど塗装とかに時間もかかるし、鋭い音色は守山の「越天楽」には不向きです。そこで音色のやわらかいイタドリで。16日17日で4本の「龍パチ」を完成させました。新作の「龍パチ」は音量も重視。音量が出て吹きやすい笛は静かに吹いても気持ちイイ。

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大音量の龍パチの新作(下の1本は龍笛スタイル)

 

上から1本目は指穴が曲がって全体に30セント高くなってしまった。2本目は40セント高め。_3本目はピッチもドンピシャ。でも横笛の吹口にすると龍笛の「」「」の音が半音低くなってしまうのです。運指を変えると出せるのですが、せっかくプラ龍笛を演奏できるようになったので、ちょっと悔しい。

そこでパチ篥用に切っておいた硬くて重いイタドリで吹口の大きい「龍パチスペシャル」を試作。思いのほかうまく完成しました。」「」もバッチリ。

20日に塗装して吹いてみたけど、大音量で吹きやすいです。あとは音量や音色のコントロール。

 

芝祐靖さんの「越天楽」に合わせて練習します。

 

これまで高音域が出やすい細めのイタドリを使用

でも音色がちょっと繊細すぎるかな?

 

龍笛自体、少し太めの内径なので

今回は太いイタドリで重厚感をプラス

 

おまけに吹口の成形に時間をかけたので

竹の横笛に劣らない吹口になっています

4本とも高音域までバッチリ

(そこらへんは21年の経歴)

 

 

まさか本当に龍笛になるとは!?

頑丈で龍笛の運指でも折れない割れない

しかも吹きやすい

(プラ管とは雲泥の差)

もうプラ管は吹かないです

 

 

 

もう一回塗装して吹口を磨けば完成

大晦日の演奏が楽しみで

●10月15日(日) 祭りと雨

朝から海南市の知人の絵画展に。サヌカイトで石器作りもされている海南市の上山剛平さんです。お二人の仲間と三人展。人物画が中心で上山さんはベテランですが、お仲間は描きはじめて3年目だっけ?

上山さんの描く人物画は好き。あとのお二人ものびのびと絵を楽しまれていて、ちょっとうらやましい。ひさびさに絵の話ができて楽しかったです。
 

昼から野上八幡宮の祭りに。の中、守山の笛教室に参加されている川嶋秀幸さん獅子舞奉納で笛を演奏。でも吹いたのは守山の作った笛。

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野上八幡宮の獅子舞神事で笛を吹く川嶋さん

 

守山は毎年大晦日に藤白神社で演奏していて、藤白の獅子舞は何度も経験しているけど、野上八幡宮は初めて。本来は神社が貸し出す出雲の神楽笛を吹きます。これが龍笛とおなじく吹口が大きくて吹きこなすのが大変。しかも祭りの時だけ貸してもらえるので慣れることも難しい。

獅子舞は村内もまわって合計6回演じられるとか。この日は2人で交互に演奏していたけど、コンディションも悪いので、守山の笛の方が楽とか。

神様も「ん?今年はちょっと違うぞ?」

 

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上山剛平さん

絵を描くのが大好きで

理屈っぽくないところがいいです

見た目に似合わず?繊細なタッチ

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日雨続きで大変です

は小雨だったので決行

ところが昼前から本降り

 

 

守山は途中でおいとましたけど

川嶋さんは村内をまわって行かれました

風邪ひかないでね

●10月12日(木) 「吹く枝」レポート作成

「吹く枝」プロジェクト。天理市の6世紀前半の古墳星塚1号墳の周壕から出土した笛状木製品とクマバチ巣穴との比較を、論文形式でPDF文書に整理しました。参考文献の中には21年前に図書館で借りた本などもあって四苦八苦。A4サイズ6ページにまとめてプリントアウト。

天理市教育委員会橿原市昆虫館、ブログで「松の枝にクマバチの巣が」と報告してくれていた滋賀東近江市で天然酵母のパンの店アウビングを経営されている加納正博さんに郵送しました。ほかにも和歌山県立自然博物館の松野さんや、わんぱく公園の有本さんに手渡します。

橿原市昆虫館の木村館長、事前にお電話したんだけど、むちゃくちゃ面白がっていただけました(電話の向こうで笑い声)。昆虫の専門家は「1500年前のクマバチの巣」というだけで大喜びしてくれます。

 

笛状木製品がどこかの博物館に貸し出し中とかで、実物との比較は年明け以降になりますが、本当に楽しみです。

 

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笛状木製品と巣穴との比較

クマバチの巣穴をしらないと

人工物だと思っても仕方がない美しい円形

●10月11日(水) ひょんなことから出血サービス

朝から嫁さんと医者に行って血ィ採られた。法務局で住宅ローン完了にともなう不動産担保抹消手続き。帰りに某所で「ひょん」探し(場所を公表すると枝ごと切るヤツがいそうで…)。

虫が巣立ったばかりの形のいい「ひょん」を20個確保(だんだん蟲師みたいになってきた)。音色が良くて形のいいヤツを、先月民族楽器コイズミで出会ったケーナ奏者の渡辺勝喜さんにプレゼントしま〜す(喜んでもらえるカナ?)。

 

手の届く高さの「ひょんもいでいると、ヤブ蚊に刺されまくった。腕はもちろん眉の上や耳たぶまで…

ホントに秋の蚊はしつこい!!

けっこう血ィ採られた。

 

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収穫した「ひょん」

いい「ひょん」が採れました

●10月09日(月) 東北遠征8日目:帰宅

月曜日二子玉川から東名高速名古屋から名阪国道天理。そこから西名阪・近畿道で和歌山到着が17時すぎ。仕事で帰ってくる嫁さんのために焼きビーフン作ったともさ。

走行距離2461キロ!! ガソリン代が14000円ちょっと!! ホテル代と高速代もかかったけど東北旅行、楽しんできました。

 

でも長時間の運転続きで膝を痛めてしまった

ううっ

秋田でフロントガラスにヒビが入ったのも痛い

ううう

●10月08日(日) 東北遠征7日目:東京で「石笛倶楽部」交流会

いよいよ旅も最終スケジュール。東京で「石笛倶楽部」の交流会。東京を中心に古武道・古武術を研究する柔剣雷心会の代表、永野勝さんが「石笛倶楽部」に参加。その後柔剣雷心会のみなさんを次々に誘っていただいて、5人?の会員さんがいます。東京支部のようなもの。「石笛倶楽部Jr.」を名乗っています。大きな神社などで剣舞の奉納をすることもあり、石笛も吹いてくれています。

守山が「帰りに東京にも寄れる」とメール。「登録にチャレンジする人もいるのでぜひ交流会を」ということになりました。会場は三河島駅近くの喫茶店「利休の朝顔」さん。マスターの神崎葵さんは異色の経歴の持ち主?交流会のために朝4時から鶏を絞め3種類の鍋を用意してくれました。

朝9時前に米沢を出て1時すぎに二子玉川駅前に到着。ところが24時間定額で安い駐車場を探すこと1時間。交流会で守山が演奏する石笛、「石笛倶楽部」に登録成功ならプレゼントする石笛候補(6つ)、一升瓶、ホテルに宿泊する荷物を持って五反田のホテルから三河島駅へ。到着するころには荷物(石)の重さで指の間隔がなくなっていた。

 

交流会は楽しかったです。神崎マスターほか数名がチャレンジしたけど、全員一升瓶の吹き方すら理解していない状態()で、銀髪の修験者さんが合格しただけ。守山は石笛を吹きまくったし、料理は文句なしに美味しかったし…

なかなか個性的な人が多くて面白かったです。

終電ギリギリまでワイワイ。

 

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「石笛倶楽部」の交流会

中央が合格した修験者さん

いちばん奥でこちらを見ているのが神崎マスター

●10月07日(土) 東北遠征6日目:山形でライフワークの「越天楽」勉強

昨夜は夕食でヒドイ目にあったけど、今日も大事な日程。愛宕・羽山両神社伊藤さんを訪ねて雅楽や龍笛について情報交換。それと波々迦木の「吹く枝」探し。楽しみにしていました。

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愛宕・羽山両神社 口の宮

守山は雅楽の「越天楽(正式には越殿楽)」には「常なるもの(自然)を愛で」「無常なるもの(短い人生)をいとおしむ」心がこめられていると考えています。守山が笛で表現したい要素がまさにこの2つ。世の中には「自然っていいね」でいくつも曲を作って何枚もCDを出すミュージシャンもいます。でも守山はそんなに器用じゃないので「越天楽」が1曲あれば充分。そのかわり一生かけて最高の「越天楽」を表現したいと考えています。

伊藤さんはメールのやりとりの中で守山の「越天楽感」に共感していただいて、情報交換してきました。それによると、もともと葬儀に演奏される、調子が異なるテンポの速い「越殿楽」という曲が存在して、平安時代に「もっとゆったり演奏しよう」という流れの中で現在の「越殿楽」が産まれたそうです。伊藤さんに本来の「越殿楽」を演奏してもらいましたが驚くほど違いました。

平安時代にはゆったり越殿楽」に歌詞をつけて唄う「越殿楽今様」が流行して、現在知られる「春の弥生のあけぼのに…」は天台宗の僧慈円(平安末〜鎌倉初期)の歌詞ですし、有名な色はにおえど散りぬるを…」も真言宗で伝わる越殿楽今様」です。

越天楽を語りはじめると長くなるのですが、簡単に。

慈円和尚の「越天楽」には「人」が登場しません。一番で春の明け方の桜と山々(視覚的)、二番で花の香り、さみだれやホトトギスの声を唄いあげます(嗅覚・触覚・聴覚的)。一番は目線を上げて遠くを眺め、二番は目線を落して足元を見つめるような歌詞です。

演奏される越天楽」には一段目・二段目・三段目があり、竜笛独奏では一段目・二段目・三段目・一段目・二段目と、それぞれ2回繰り返します。歌詞があるのは一段目・二段目のみ、三段目には歌詞はありません。

曲想一段目は末尾を上げて明るく軽やかな印象(歌詞の一番に近いイメージ)。二段目は末尾を下げて落ち着いた鎮める印象(歌詞の二番に近いイメージ)。ところが三段目は悲しく窮屈な印象になります。最初、守山はこの変化に戸惑って随分悩みました。ところが、この三段目無常なるもの人の命のはかなさ)を表現している気がして、ストンと納得したものです。

一段目・二段目で常なる自然を賛美し、三段目で無常な人生を振り返り、ふたたび一段目・二段目で常なる自然を賛美する。こう構成すると人の命のはかなさが本当にいとおしく感じられます。古い「越天楽」が本来葬送儀礼で演奏される曲であったことがうなづけます。

色は匂えど…の歌詞も、「色は散る」「我が世誰ぞ常ならむ」「有為の奥山」「浅き夢見し」と無常観タップリ。天台宗の「悉皆成仏」思想に通じる世界観・自然観を反映しているのかもしれません。

そんな越天楽」を演奏したいです。

 

ゆ〜訳で、去年からYouTube_ _で見つけた「越天楽竜笛独奏」を何百回と聴いて練習。バッチリ演奏できるようになったと思ったら「変な癖があって下手(伊藤さん)」。天理教道友社が作ったDVDとプラ龍笛で練習。音が不安定で調子も外れやすいので吹口を磨いて塗装。旅行の4日前から指に龍笛ダコができるくらい猛練習。やっとイメージに近い演奏ができるようになって山形入り。

いざ守山がプラ龍笛を吹こうかという話になって、伊藤さんにプラ龍笛をちょっと吹いてもらった。「なにこれ」「どこ触ったの!?(伊藤)」聞くと低音域の音程が相当狂ってるそうな。

いやっ、吹口磨いただけで音程はソノママのはず…(守山)「えっ!?」「ちょっとプラ管持ってくる(伊藤)」やっぱり伊藤さんのプラ龍笛も低音域が狂っていました。「高音域は気にならないけど…」「これで越殿楽演奏できる人がいたら見てみたい(伊藤)」

越殿楽は雅楽をはじめる人が最初に覚える練習曲。プラ龍笛も初心者用。

「越殿楽」吹けなきゃダメじゃん!!

 

伊藤さんから本物の「越殿楽龍笛独奏」CD、「平調(ひょうじょう)」芝祐靖を勧められました。ちょっと守山のイメージに近いやさしい染入る笛の音。何より龍笛が一級品(最高級)。伊藤さんの龍笛も貸してもらって吹いてみたけど吹きやすかったです。竹の音がプラ管と違って心地いいです。守山の笛も伊藤さんに吹いてもらったけど、龍笛のブレスだと演奏にならなかったです。篠笛・フルート系のブレスの使い方と龍笛のブレスとの違いがわかって面白かった。

守山の石笛コレクションも演奏。龍笛や「雅楽」について貴重なお話を聞けて楽しかったです。

 

 

伊藤さんは「石笛倶楽部」の会員さん

神主の資格を持龍笛も指導されてます

神社に波々迦木がたくさんありますと聞いて

「吹く枝」探し

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周辺はリンゴ畑(極楽の光景)

「吹く枝」はなかったけど美しい土地でした

 

 

まぁ「波々迦木の吹く枝」は期待する方が無理

メインは「越天楽」の勉強会

守山は「殿」より「天」の方が好きです

守山の考えるイメージにピッタリ

「越天楽」と出会って

「天地の狭間で笛を吹く」というスタイルに

「殿(ライブハウス)」は似合わないです

 

慈円は法然より少しあと

9歳の親鸞に得度を授けた天台宗の高僧

「今様」は空海より少しあととか…

「色は匂えど…」空海作詞説は違うそうです

 

「春の弥生の…」の歌詞は、ごく普通の光景

いまでも体験できる(そこが凄い)

自然の中に身を置いてあるがままの自然を愛でる

決して力まないその姿勢が好きになりました

笛で演奏すると、

三段目で演奏がつながらないんです

三段目が「無常なる人生」かと気がついて

一段と「越天楽」が好きになりました

 

 

 

 

伊藤さんの目の前で「越天楽」を吹くのか…と

猛練習したけど、

音程の外れたプラ管に慣れてしまうとマズイです

でも本物の龍笛の音色を目の前で聴けたので◎

守山も買うなら30万円くらいの龍笛かなぁ…

(ライフワークだし)

 

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芝祐靖の「平調(ひょうじょう)」

武蔵野楽器さんのサイトで購入できました

伊藤さん、お昼ごちそうさまでした

盛りそば、美味しかったです

●10月06日(金) 東北遠征5日目:母方のルーツ

いよいよ母方のルーツを訪ねる旅。ホテルでいとこと待ち合わせ。市内の親戚の墓参り。羽後境で今は誰も住んでいない実家を訪ねた。前回来たのは50年前。守山が小学4年生の時。それでも庭や川岸の風景を覚えているから不思議。もともと母方の両親(守山の祖父・祖母)は山奥の村に住んでいたとか。いとこの記憶をたよりに「能面」があったという家を訪ねてみた。

祖父・祖母の産まれた村は羽後境から7キロほど上流の宇津野という集落。祖父・祖母は近所同士で、三男だった祖父との結婚を機に駅前に移り住んだということらしい。祖父の実家佐川家は誰も住んでおらず空き地になっていた。祖母の実家豊嶋家も建て替えられて、母のいとこに当たる人が住んでおられるという話だけど、今回の訪問を告げてもいないので素通り。

ところが近くの水田の中に「龍神社」という小さな社を発見。中には「」が描かれた絵馬が何枚もあって明治の年号と「奉納豊嶋○○」の名前。豊嶋家が個人的に祀る社のようです。

石笛海皇を演奏。

 

集落の奥に赤い鳥居と小さな小屋が。「天王様と書かれています。どうやらこちらが村社のよう。「牛頭天王」と「出羽三山信仰(湯殿山・羽黒山・月山)」の社でした。社の内部に昭和の終わりに社殿を建て替えた時の講(村内世帯主)の名簿がありました。佐川・豊嶋の名前も何軒もありました。いとこによると、佐川の本家は社の前。近所の老人にお話をうかがうと、戦後社を祀る人が少なくなって社殿がボロボロになった時、一時的に豊嶋家の敷地内に移したといいます。

和歌山に帰ってあらためて母に電話すると佐川家は宮司のような家で、豊嶋家も伝統的な祭りをしきっていたとか。先日、いとこから郷土史関係の文書のコピーが送られてきて、それによると豊嶋家に伝わる面は「番楽」と呼ばれる地域の能楽で使われた面で12面残っており、宝暦年間に亡くなった船岡徳昌寺五世の作という。少なくとも270年の歴史を経たものらしい。

演目は「三番叟」「武士舞」「鳥舞」「根っこ切舞」「山の神舞」「わらびとり女郎舞」など。「明治の中頃から大正にかけて熱心に練習された」というから、明治44年生まれの祖母も幼いころから慣れ親しんだようだ。いまでも7月7日に「牛のり」「くも舞」という神事が行われるらしいけど、笛を吹く人はいないそうです。

天王さん」でも石笛海皇を演奏(海の皇はスサノウのこととか、牛頭天王スサノウ)。

 

母方のルーツ唐松神社とは関係なかったけど、雪深い秋田の山奥で長く続いた村社と「番楽」に関わる家柄だったようだ。

 

お世話になったいとこと別れて山形県米沢市へ移動。奥羽本線沿いに南下するのかと思いきや、カーナビが示したのは東北自動車道で岩手・宮城・福島経由。その方が速いのか?と従ったけど、震災被災地三県を通るルートに思いは複雑。この6年間ずっと貧乏暇なしで動けなかったけど、東京で1泊すれば、思いのほか近いことがわかりました。

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田んぼの中の龍神社

「龍」といっても奉納された絵馬は「蛇」

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天王様

ご神体は「牛頭天王」と掘られた大きな岩

番楽の面は「能」より「なまはげ」に近い造形

宇津野という集落は

藩主佐竹公が江戸時代になって関東の40万石から

秋田久保田藩20万石に左遷

その際、城下に連れていけない下級藩士を

周辺に「置いてきた」のが始まりとか

由緒ある唐松神社とは雲泥(まさに)の差

●10月05日(木) 東北遠征4日目:唐松神社でからぶり

ようやく嬉しい晴天。朝イチに秋田大学鉱業博物館へ。車を停めて墓地を抜けて鬼子母神堂から山道を登ると平田篤胤墓所という案内板が。

今年守山が古事記にハマっているのも国学者の本居宣長の偉業のおかげ。国学で石笛」と言えば平田篤胤。不思議な縁を感じて石笛海皇月姫を演奏。気をよくして龍笛(プラ管)で「越天楽」を演奏したけどメロメロ。

旅行を前に4日ほど猛練習したけど「ツボにはまらない」と演奏にならない。ガッカリ…

 

気をとりなおして母の実家のある羽後境へ。母の話では、神社で昔から神楽を奉納していた家柄と舞いを奉納していた家柄が結ばれて母が産まれたとか… 「母方の実家には県の文化財に指定されている能面がいくつもあって怖かった」という話を聞かされていた。

羽後境で神社といえば、東北の物部ゆかりの唐松神社。唐松神社に縁があるとは… と鼻息も荒く車を走らせた。時間が早かったので道の駅で「越天楽」の練習。売店のオニギリを食べていよいよ唐松神社に向かうつもりが、少し寄り道。実家のあったと記憶している駅前通りを抜けようと迂回していたら「パチッ」という音。

新車のフロントガラスに小さなヒビ… 神社駐車場で確認して暗〜〜い気持ちになってしまった。

なんとか気を鎮めて夢にまで見た?唐松神社へ。

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唐松神社の天日宮(あまつひのみや)

唐松神社は参道を下った川岸近くに社殿がある珍しい神社。うっそうとした杉木立に囲まれている。面白いことに本殿とは別に天日宮があり「女性一代の守り神」として信仰を集めているとか。水郷をめぐらせて石を積んだ円墳のような立地(写真)は、おそらく他に類例がないだろう。ネットで写真を見て以来「この場所で石笛を吹きたい」と思って今回の旅を企画したのだ。

物部長仁宮司にお会いして「母の両親が神楽や舞いにかかわっていたらしい」と告げると「?」。「守山の叔父(数年前に亡くなった)は知っているけれど、神社の神楽や舞いは代々神主の家柄しか関わっていない」「えっ(守山)」「能面もこの地方では関係ない」「えっ(同)」

いろいろとマチガイがあったようで…

それでも「平田篤胤先生の墓所を参って、今日は天日宮で石笛を演奏したい」と申し出て海皇を見ていただくと「これは立派な石笛」「そうですか平田先生の墓に…」ということで、演奏を快諾していただけました。

あらためて天日宮で石笛を演奏。むちゃくちゃ気持ちよかったです。

 

夜はいとこの案内で郷土料理美酒。ごちそうさまでした。

 

 

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平田篤胤の墓前で石笛と「越天楽」演奏

山道の下にも車1台は停められるスペース

藩主佐竹公の妻?ゆかりの空き地があって

「越天楽」やりなおし演奏

まぁまぁの出来?

 

 

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唐松神社本殿

参道より低い位置にある神社(珍しい)

この日も安産の祈祷に来られた夫婦が二組

 

法螺貝を吹いて真言と般若心経を唱える女性も

すごい迫力で近づき難かったデス

 

 

 

唐松神社には2時間ほど滞在

近くの公園内にある物部長穂記念館(閉館中)で

ひっそり?「越天楽」を演奏

今回はバッチリ(ツボにはまった)

散歩に来たオジサン2人にも好評

いとこと小学校の1年先輩とか

 

鳥海山のてっぺんに積雪

和歌山は夏の終わりだったのに…

●10月04日(水) 東北遠征3日目:秋田へ移動

そもそも今回の東北旅行は母の実家のある秋田への50年ぶりの訪問がメインイベント。ゆかりのある?唐松神社で石笛とオリジナル曲を演奏させていただくのが当初の目的。

横笛の栓削りで時間を取られてオリジナル曲は完成しなかったけど…

 

04日は移動日。朝イチにぬなかわ姫を祀る天津神社で山田さんの石笛奉納演奏。動画も撮影。

山田さんと別れて秋田へ向かう。あまりに寒いのでズボン下を買いに糸魚川のコメリに寄ったけどなかった。仕方がないので女性用のもんぺを買った。股下ピッタリ!! トイレがちょっと不便…

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鳥海山にかかる虹(過剰虹も見える)

糸魚川は新潟県の南端なので秋田は遠い。8時間近く走って、ようやく秋田市内のホテル。ホテルに着くと、5歳年上のいとこから秋田周辺の観光パンフレットが届いていた。ホテル近くの居酒屋さんくしやもつやで酒池肉林。天然温泉で旅の疲れを落して部屋でパンフレットを見ると、なんとあの平田篤胤の墓が秋田大学の近くにあるではないか!?

これはビックリ!! Wikipediaで「久保田藩」とあったのは秋田のことだったのか!!

これはお参りせねば!!

 

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天津神社

萱葺きの屋根が珍しい歴史を感じさせる神社

石笛の演奏は気持ちよかったです

いつか天気のいい時にゆっくり来ます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気温はどんどん寒くなり横殴りの雨時々晴れ

くしやもつやは焼き鳥ともつ料理中心の店

時間が早かったので飲み放題

さすがに疲れていてあまり飲めなかった

●10月03日(火) 東北遠征2日目:石笛動画撮影

朝から山田さんの案内で親不知・子不知。冷たい雨。展望台から晴れていれば能登半島や佐渡が見えるらしいけど何も見えない。

ラベンダー海岸を少し歩いた。傘をさしても膝から下が濡れた。

その足で歴史資料館フォッザマグナミュージアムへ。縄文土器に萌える。鉱物標本に我を忘れて見とれる。

午後からはヒスイ渓まで足を伸ばす。デカイ原石がいくつも!! 真正面に石灰岩の明星山。雨が上がったので石笛も吹いたけど、川の音が大きくてイマイチ。

 

夜は石笛の動画撮影。これがメイン。守山の提案で内径が少し変わった貫通孔の縄文NEO石笛。格段に吹きやすくなりました。といっても指孔も開閉して演奏するので少しナーバス。無事撮影できてホッと一息。「一升瓶の吹き方」「天然の石笛との吹き比べ」番外編で「吹く枝」まで。

山田さんYouTube_ _にUPよろしくお願いします。

 

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雨上がりのヒスイ渓

山田さん宅で2泊食事もお世話になりました

ありがとうございました

●10月02日(月) 東北遠征初日:雨の中糸魚川へ

東北旅行初日は移動日。新潟県糸魚川市、山田修さんぬなかわヒスイ工房を訪ねました。朝8時すぎに家を出て、夕方3時半に到着。天気はずっと

せっかくなのでフォッサマグナミュージアムのロビーで縄文土器などの展示品を見て、長者が原遺跡も散策しました。わずかに窪んだ広場をかこんで大型の縦穴式住居群と、縄文時代には珍しい掘っ立て柱の方形建物が復元されていて、巨大な栗の木の柱に圧倒させられました。方形建物は四方に墓があり呪術的な印象。

石笛もカメラも車に置いてきたので山田さんの貫通孔の石笛を少し吹いてみたのですが、やっぱり自分の石笛じゃないのでフルパワーとはほど遠い。

7時間運転した後の小雨模様。さすがに気力・体力・準備不足でスミマセン

 

 

 

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ツィッターはしないけど、しょもない「つぶやき」を…

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